パパのブログ

パパが独学で行政書士試験に合格します。

「捨て科目について」

捨て科目をつくった方が受験に有利か?

まずは全ての試験で共通の議論をお話しした後、行政書士試験に絞った話をさせていただきます。

 

▼捨て科目について全ての試験に共通して言えること▼

私は行政書士試験はまだ合格しておりませんが、一応2つの国家資格は持っています。

管理業務主任者(合格率20%前後)

・宅地建物取引士(合格率15%前後)

どちらの資格も独学で複数回受験して合格しました。

結論から申し上げると、私は捨て科目を作ることはおすすめしません。

捨て科目を作る理由は、一言で言えば「楽して受かりたいから」です。

しかし、合格率20%以下の試験にもなると楽して受かるなんて、よほど運が良くない限り無理です。例えば合格率20%なら他の80%の人よりも良い結果を残さなくてはならないわけですから、他人と同じことをしていては合格できません。にも関わらず、他人より楽して受かろうなんて虫がよすぎます。私がこれまで受験してきた経験から申し上げると、合格と不合格を分けるのは1〜2点の差です。「あの科目を捨てなきゃ良かった」って思いたくなかったら、それなりに勉強しておいた方が無難です。

もう一つ捨て科目をおすすめしない理由があります。試験を作る側は、「資格を取得するならこれくらいの知識は身につけてほしい」と考えて科目や難易度を調整しています。にも関わらず、特定の科目を捨てた場合、その分野において業務に必要な知識が欠けているということになるからです。つまり、資格をいかして仕事をするなら結局勉強することになる可能性が高いのです。だったら、試験を受けるときに勉強をしておいても損はしないのではないでしょうか。

以上2つが、捨て科目をおすすめしない理由です。

 

行政書士試験における捨て科目について▼

私は予備校や通信教育は受けず独学で勉強しております。

そこで書籍やインターネットで調べたところ、商法や会社法を捨て科目として推奨する人や検討される人が多かったです。

実際私も昨年は商法と会社法は他の科目に比べ勉強時間はかけておりません。

理由としては勉強範囲に対し出題数が少ないと判断したからです。

しかし、インターネット等の情報を鵜呑みにして安易に商法や会社法を捨てるのはあまり賢いとは言えません(実際、私も昨年不合格でしたし・・・)。

捨てた分はどこかで拾わなくてはなりません。商法や会社法を捨てたら、民法憲法などで確実に高得点を稼がなくてはならないというプレッシャーを己に課すことになります。ましてや行政書士のような合格率10%前後の難しい試験で思ったように得点は稼げません。それよりも商法や会社法で平均点をとる方が確実な上に精神的にも楽なのではないでしょうか。

以上を踏まえると、よほど勉強時間がない人や、どうしても苦手な科目でない限り、全科目をそれなり勉強した方が良いです。

そして行政書士になった後のことも考えると、尚のこと商法や会社法を勉強した方が良いのではないでしょうか。契約書作成業務や会社設立業務をする上で、商法や会社法は必要な基礎知識です。行政書士として独立することも考えているなら、自身の会社を立ちあげる上でも役に立つ知識です。

 

▼次回予告▼

最近、ゲーム&ウィッチで遊べるスーパーマリオブラザーズを購入しました。

という訳で、「勉強とゲーム」について書こうかなと思っています。

(ただし、私の気まぐれで予定変更になる可能性もありますので予めご了承ください)