行政書士試験『試験の出題傾向』 ※2022.2更新
前記事の予告通り過去問の出題傾向を分析しました。まずは2021年度からです。
勉強不足につき細かい分析とまではいきませんでしたが、自分の目で分析することで「どこに重点をおいて勉強すべきか」ということが見えてきました。
■基礎法学 8点
(マーク式 2問×4点)
※パパの分析:たった2問。されど2問。去年は特別勉強してなくても2問とも正解していたので、さほど難しくはないと思います。ただ勉強しなくても得点できたせいで、勉強に時間を費やすべきか疑問です。もっと過去問を解いてから考えよう。
■憲法 28点
(マーク式 5問×4点、4問×2点)
※パパの分析:憲法の条文って少ないんですよね。だから簡単って思いこみがちですが、条文を暗記するだけでは得点できないのが憲法です。特に人権については判例を通して条文の解釈まで学ぶ必要があります(ただし判例の参考書まで買う必要はないかも)。国会、内閣、裁判所についても条文を丸暗記するだけでは厳しいそうです。憲法の専門書を1冊買うべきか要検討ですね。
■行政法 112点
(マーク式 19問×4点、8問×2点)
(記述式 1問×20点)
行政法一般 4問
行政手続法 3問
行政不服審査法 2問
行政事件訴訟法 3問
国家賠償法 2問
地方自治法 3問
※パパの分析:幅広くバランスよく出題されていると感じました。「行政」書士の試験なだけあって配点は高いです。得点源なので時間をかけて繰り返し過去問を解きます。
■民法 76点
(マーク式 9問×4点)
(記述式 2問×20点)
2021年は総則、物権、債権、契約、不法行為、相続などから出題
※パパの分析:民法は行政法の次に配点が高いですが、76点の内40点は記述式で、マーク式は36点しかありません。勉強はしなくてはなりませんが、確実に点を稼げる科目ではないかもしれません。民法の勉強だけでなく、記述の対策もすれば高得点を狙えるかも・・・?
■商法 4点
(マーク式 1問×4点)
2021年は商行為から出題
※パパの分析:1問しかありませんが、出題範囲は狭く、難易度も低いです。ポイントを押さえて勉強すれば確実に4点稼げそうです。捨て科目にするのは勿体無い。
■会社法 16点
(マーク式 4問×4点)
株式会社の設立 1問
株式 1問
株式会社の機関 1問
その他(2021年は剰余金) 1問
※パパの分析:毎年、株式会社の設立、株式、機関について1問ずつ出ているようなので、ポイントを押さえておけば確実に12点稼げそうです。捨て科目にするのは勿体無い。
■一般知識 56点
(マーク式 14問×4点)
・個人情報 2問
・文章理解 3問
・その他の一般知識 9問
※パパの一言:個人情報は去年3問から2問に減ってますが、されど2問です。過去問の勉強します。文章理解は日頃から読書をする方なので特別対策はしないでいいかな。その他の一般知識は確実に点を狙えるような分野ではないので対策はせず、他の科目に勉強時間を充てることにします。
余談
とりあえず直近の2021年の過去問を分析してみましたが、好評でしたらもっと前の年も分析してみようと思っています。
また、ブログのデザインを少し変更してみました。まだブログを始めたばかりなので、いろいろ試してみたくて。不評でしたら元に戻します(笑)