パパのブログ

パパが独学で行政書士試験に合格します。

「試験を振り返って」

 1月の終わりに2021年の行政書士試験の合否通知書が届きました。結果は自己採点のとおり「不合格」でした。別にショックではありません、見たくはありませんでしたが(笑)

 ただ、ここで大事なのは「不合格だから今度は頑張ろう」という安易な感想で終わらせず、何が悪かったのかを分析して、過去の自分と向き合って、改善することだと思うのです。それがしんどくて今日まで投稿を先延ばしにしてきましたわけですが・・・。

 過去に目を背けたいけど、背けてはいけないと分かっていた私は2年分の不合格通知をとっておりました。そこで2年分まとめて振り返ろうを思います。

 

過去2年の行政書士試験の結果

【2020年】合格点180点

総得点 100点+??/300点中

(法令等  56点/184点中)

(一般知識 44点/56点中)

(記述式  ??点/60点中) 

※記述の得点は開示されないため??とします。

 

【2021年】合格点180点

総得点 114点+??点/300点

(法令等  82点/184点中)

(一般知識 32点/56点中)

(記述式  ??点/60点中) 

※記述の得点は開示されないため??とします。

 

 総得点で見ると14点しか伸びていませんが、法令等の得点が26点も伸びているので、勉強した成果が出ていることが分かりました。一般知識についてはどちらの年も全く勉強しておりません。得意な分野の問題がでたか否かだけのことですから得点が下がっても気にしません。

 

2年間の試験勉強の振り返って

 1年目は記念受験のようなものです。勉強不足もいいところでしたが、試験の難易度を掴むとりあえず受験してみようという感じです。勉強としては、薄い参考書を一通り読んで、ちょっと過去問をといて受験といった感じです。試験を受けた感想としては、試験時間の長さにおどろきました。宅建と同じ2時間だと思っていたら、行政書士は3時間で集中力が続かなかったことをよく覚えています。

 2年目は、1年目と同じ勉強法では受からないと確信。出題数の多い民法行政法をしっかり勉強しようと考え、専門の参考書を購入。専門の参考書は詳しく書かれているので理解しやすく、読書感覚で意外と楽しく読み進めることができました。しかし、過去問にとりかかると受験勉強という感じが強くモチベーションが下がり、1年間の中でまったく勉強しない期間もありました。その結果、憲法の一部と商法、会社法、基礎法学、記述式、一般知識はほぼ手つかずの状態で試験を迎えることとなりました。

 

2度の不合格を踏まえて

 2年目の失敗から、仕事や子育て等をしながら受験勉強をするにはモチベーションの維持が一番大事だと考えています。私の生活スタイルでは、1日に勉強できる時間は1時間程度です。試験が近くなってからやる気を出しても勉強時間は増えません。行政書士の出題範囲を考えると1年通して毎日1時間勉強して、365時間の勉強時間を確保したいところです。インターネット上の記事を見ると、独学だと500時間とか1000時間必要とか書いている人もいますが、気にしても仕方ありません。私にできる最大限の勉強をするまでです。

 ただ、予備校や通信教育は面白くないので選択肢にはありません。自分の力だけで合格した方が合格したときに嬉しいことを過去の試験で知っているので。