子供に夢を強要する大人たちへ
『夢』といえば、最初にこんなことが頭に浮かびます。
「幼いころ、むりやり大人に将来の夢を言わされたなあ。」
大人って勝手だと思います。
子供の都合なんて考えず、夢を強要しておきながら、何の罪も感じていない。
「なにか夢はないのか?」
「将来どんなお仕事につきたい?」
「どうせなら大きい夢をもて」
こう言われた幼少期の私は必死に夢を探しておりました。
しかし今になってこう思います。
「大きい夢ってなに?(笑)」と。
多くの子供が叶いそうもない『夢』を抱かされ、挫折を味わうことになる。
大人が無責任に「大きな夢をもて」なんて言ったばっかりに。
そのくせ大抵の大人は、子供が成長すると、大きな夢を嫌う。
高校生や大学生になっても「画家になりたい」とか「起業したい」なんて言っていたら、猛反発して大企業に就職することを勧める。
だったら幼少期から「夢なんて持つな。大企業に就職しろ。」と素直に言うべきですよね。
つまり、私が言いたいのは、夢を強要するなということです。
子供の夢を一緒に探したり、応援するのには賛成です。
幼い頃からさまざまな経験をさせて、子供が興味あることが見つかったら、それを応援する。
それは何の問題もありません。
私の娘も成長して、会話もできるようになってきました。
そんな娘に自分の幼少期を重ねて、色々思い出してしまいました。